SONY SMS-2P⑥
またまたSONY製パワードモニタースピーカー SMS-2P のお話
以前ほぼすべてに近い部品を交換していましたが平滑用の大容量コンデンサだけは交換していませんでした。
もともとついていたコンデンサの仕様は以下
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静電容量:8200uF
直径:25mm(25.4mmなら可)
スルーホールピッチ:10mm
部品高さ:50mm以下(52mmまでならいけそう)
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そこからDigikeyで合うものを探してみました。
Cornell Dubilier Knowles社の
380LX103M050J052
が良さそうかなあと。
SMS-2Pは現在2ペア(4台)あるので10個買っておけば足りますね。
あと気になっているのは右側で使っているLEDが若干暗い。
LEDは長く使っていると輝度が落ちるものですがそれにしても暗い
ここも適当なものに交換が必要かも。。。
電源電圧と電流制限抵抗の抵抗値を確認して問題がなさそうであればLEDの劣化ですね。
SONY SMS-2P⑤
購入から1ヶ月以上掛かりましたがなんとか基板も変更が終わって左右改造済みとなったので試聴
最初買った時はツィーターの出力を上げて高音のレベルを挙げていましたが改造後はその必要がなく全てフラットの状態でとても綺麗に鳴っています
オペアンプはNJM4580DDからADA4898-1x2とADA4510-2に変更しましたがGNDレベルのギリギリのところや最大で50uV増加するオフセット電圧を無視できるなら4510は廉価版の4511に置き換えても良いかもしれません
今回特にDCカットされるようにコンデンサが入っているので気にする必要はなさそうです。
とりあえず改造して良かった…
いつかDACの方をHP-A8からD400EXあたりに変えてみたい
差動出力とAK4499EX!
今回の分でかなりお金を使ってしまったのでまずはお金を貯めます…
パワエレ
昔作ったパワエレ系の装置、素子とかモジュールの技術進歩で恐らくもっとコンパクトかつ発熱もしない、低ノイズなものが作れそうなので構想をまとめて設計だけはしておきたい
という妄想をここ最近している
SONY SMS-2P②
電解コンデンサを外してちょこちょこ容量を見ていたのですがやはり電源基板とパワーアンプの周辺は5%〜20%ほど容量が抜けていました。
交換する電解コンデンサは東信のUTSJを使うか迷って結局パナのハイブリにしました
オペアンプ帰還部にある位相補償用にある47pFのセラコンは全て同容量の村田の温度補償(class1)
なんでもないところはルビコンのYXJ
音声信号が通るところは全てニチコンのMUSE FAシリーズからPMLCAPへ置き換え
電源のレギュレーター手前の470uFはニッケミのEGPDの2200uF/35Vへ
レギュレータ通った後の100uFはパナのFR 510uF/35Vへ
パワーアンプIC周りはパナの63Vのハイブリッド電解
ここはtanδを意識したけど聴き比べてないから違いは不明
全て長寿命品に変えたので多分よほどのことがない限りもう部品交換は必要無いかもしれない。
レギュレータも三菱製から交換。
負側も日清紡がまだ売ってたらなあ。
PSRR結構良さげだったんだけども…
こういった大型スピーカーあるあるなのかもしれないけどウーハーのネジめっちゃ緩んでいました。
あとやりたいことは秋月でオペアンプ変換基板が入荷したみたいなのである程度鳴らしたあとにオペアンプの交換をするのと、プルダウンとして使われている大きな抵抗値のカーボンを金被に置き換えたい。
部屋汚いので写真は少しだけ。